公募書類作成
この数日、イギリスは冬に戻ったような寒さです。
PhDも最終の3年目なので、論文の仕上げとともに、それ以後の仕事も探し始めなければいけません。今、日本のある大学の公募用書類を準備していますが、その中で将来の研究計画書(英文)を書いています。
現在の研究については片時も頭から離れることがありませんが、その後の方向性はそれほど考えていなかったので、正直なところ書くのに苦労しました。でもこの機会に考えをまとめることができ、よかったと思います。
こういった書類を作成するときにいつも頭を悩ますのが、どの程度詳しく述べればいいか(General - Specific)?ということです。
いつもは専門家に向けて書いているので、どれだけ詳しくしても問題ないわけですが、こういった比較的Generalな書類は、専門用語を使いすぎるとわかりにくいし、かと言って簡単にしすぎると中身がないみたいに見えてしまいます。
昨日先生に最初のドラフトを見てもらったときには「Generalすぎる」というコメントだったので、その後かなり詳しく書き直しました。「生徒」としての応募なら多少Generalでもいいけれども、「研究者」(あるいは「教師」)としての場合、むしろSpecificにする方がよいみたいです。
いつも本当に的確で鋭い指摘をしてもらえるので頼りにしているのですが、おかけでずいぶん考えをシャープにすることができたように思います。