チャプター8が完成!

またまた久々の更新になってしまいました。イギリス生活も最後なので、今の心境をしっかりと綴っておきたいと思うんですけど、論文がかなり佳境に入っているので、なかなか書けないですね。多分、英語と日本語という違いがあるとは言え、「書く」という点では同じ行為なので、論文を「書いた」後に、またブログを「書く」という気分になかなかならないのだと思います。実際忙しくて、「もうすぐ帰る」という実感もあまり湧かないのですが。

ただこの間にも、ストラトフォードへ蜷川劇団のシェイクスピア劇を見に行ったり、自分の学部が主催したカンファレンスを見たりと時々催しものはあり、いろいろ感じるところがあったので、また時間があるときに書こうと思います(あんまり当てにならないですが)。

前回更新したのがもう20日も前でちょっと驚いたのですが、その後順調に書き進めて、今日チャプター8が終わりました!これは最後の「ディスカッション(議論)」と呼ばれるところで、ここまで述べてきた研究内容を受けて、議論を深く掘り下げて行く、いわば論文のクライマックスとでもいうところです。

今はとりあえずドラフトということで、語数を考えずに書いていますが、イギリス帰国後の一ヶ月余りで書いた語数は合計50,000語ほどになりました。論文全体が80,000語なので、これは明らかに書きすぎですが、我ながらよく頑張ったと思います。

最初は、9月から勤務予定の大学から要求を受けた期限に間に合うようにしてきたのですが、具体的な締め切りが確定したことで、集中力が高まりました。この点についても、また後ほど具体的に書ければと思います。

これで後は、最後の「結論」を書いて、これまで書いた部分を手直ししながら、かなり語数もオーバーしているので、本当に重要なところに絞っていく編集作業があります。まだまだ手を入れるところがたくさんありますが、ともかく「終わり」を見たところで、大分余裕が出来てきました。