一人になって考える

今日、うちの奥さんが一週間の予定で実家に帰った。一人になると、話す相手がいないので、自然に内省的になる。研究のこと、4月からの授業のこと、その他様々なことが、どんどん頭に浮かんでくる。

そう言えば、イギリスにいる数年間は、本当に毎日、飽きもせずにいろいろなことを考えた。当時は、将来に対する不安も大きかったが、なぜか気持はポジティブになれた。それまでの(短期間ではあったが)会社勤めから解放され、ゆっくり考える時間が得られたことが本当に幸せだった。

あの時期の一番の成果は、とにかく、いろいろなことを考え続けたことではないかと思う。そうすることで、自分の趣味嗜好がわかり、自分の考え、さらには自分自身をを少しづつ作り上げていったような気がする。

一旦、仕事に就いてしまうとなかなかゆっくりと考えることが難しくなってしまうが、時にはそのような時間も大事ではないかと思う。

明日から大阪へ出張に行ってきます。